剣舞バトンバシャーモ


第六世代でバトンタッチを手に入れた加速バシャーモ
剣舞を積みながら襷で相手の攻撃を耐え、加速しつつ後続にバトンを繋ぐ事ができます
そのバトンバシャーモと相性の良さそうポケモンについて考えていきます




まずはバシャーモについて
耐久よりの配分、持ち物にすることや珠やバシャーモナイトを持たせて技の4枠目としてバトンタッチを使うのも面白そうですが、今回は汎用性の高い気合の襷前提で考えます
剣の舞からバトンタッチを狙う型で考えていくのでその二枠は当然確定
残り二枠の技候補は攻撃技の飛び膝蹴り、フレアドライブ、オーバーヒート、大文字
補助技の守る、鬼火が候補に挙げられそうです
ストーンエッジやめざパ、シャドークローのような攻撃範囲を広げる技はバトンする上で優先度が低いので除外します

ギルガルドパンプジンメガゲンガー等の飛び膝蹴りを透かせるポケモンが増え、それに伴い飛び膝蹴りが撃ちにくい場面も増えそうです
しかしS上昇剣舞一致技の威力は恐ろしく、このポケモンの強さでもあるため飛び膝蹴りは採用されるでしょう 他に代用の効きそうな技が低威力のスカイアッパーと剣の舞の恩恵を受けない気合玉しかないという事も
守るを採用し炎技を優先させる場合には切ることがあるかもしれません
炎技に関しても悩ましい
先ほども述べたように、バシャーモ単体の強さを一番活かせるのは間違いなく
フレアドライブですが、襷と噛み合わないことやギルガルドのキングシールド、鮫肌(鉄の棘)やゴツゴツメット持ちの多さが気になります
それに対して特殊技のオーバーヒートと大文字は、炎技で落としに行きたいナットレイハッサム、弱点保険を考慮しなければギルガルドにも撃ち易いです

守るは加速する上でも非常に便利な技ですが攻撃技一つだとバシャーモ単体の強さが損なわれてしまいます
苦手な相手にはバトンすればいいと割り切れる構築なら十分候補に
交換際に当てバトン先の負担軽減になりうる鬼火も一応候補には入れておきましたが優先度は低そうです



次に相性の良さそうなポケモンを考えます
バシャーモは基本的に先制バトンで後続に繋ぐので、バトン先のポケモンは攻撃を一発受けた状態で場にでてきます
勿論ファイアローや不意打ちを始めとした先制技についても考えなくてはいけません
よって、バトン先には縦の相性、耐久力、先制技耐性、突破力が求められ、ここに注目して考えていきたいと思います

繰り出す時は威嚇して地面を無効化でき、メガ進化してしまえば不意打ち耐性のつくメガギャラドスバシャーモからのバトンと噛み合ってます
縦の相性も良くメガ進化によりBDが30ずつ上がるため耐久力は申し分ない、特性が型破りに変わり突破力も高いです
メガギャラドスを止めに選出されるであろうナットレイバシャーモが強いのもグッド




バシャーモとの縦の相性はそれほど良くないけれど、ファイアローや不意打ちに耐性があるバンギラス
高い数値をフルに活かせるメガバンギラスにバトンしたいが、噛み砕くの一貫性の高さや他のメガ進化との兼ね合いで鉢巻で採用してもよさそう
鉢巻で採用する場合、追い討ちで無振りファイアローを倒せるので、ファイアローを倒した後に後続でバトンを狙うという扱い方もできます




縦の相性、耐久力、先制技耐性、突破力をすべて満たすように思えるカイリュー
が、神速が未解禁のためファイアローや不意打ちの上から攻撃することができません
それを抜いても、マルチスケイルとバトンの相性の良さや高い数値、竜技と炎技の広い範囲は魅力的
何にせよ神速がこのポケモンの強さを支えているので、神速の解禁待ちになりそうです



例として3匹上げましたが、バシャーモのバトンは先制であることに気を付ければ、突破力の高いポケモンやメガ進化するポケモンとなら相性が良いと言えるのではないでしょうか
縦の相性を考えないならステロを撒いてバシャーモからAS二段階上昇バトンをメガヘラクロスに繋ぐ、というのも面白そうです
構築例も書こうと思いましたが長くなってしまうので次回に持ち越します